瀬戸かずや様の退団について
たくさんのメディアが取り上げ
記事になり
とても嬉しい気持ちです。
今公演「アウグストゥス」では
二番手として大羽も背負っておられ
ファンの方はやっと気持ちに区切りをつけることが
できたのではないでしょうか。
さて、この記事の中で
瀬戸様が何度も
花組の男役になりたかった
花組の男役らしさ
花男として
という言葉をおっしゃっています。
今日は改めて花組の男役とは?
他の組との違いは?
を私なりの認識で書いてみたいと思います。
宝塚歌劇5組(花組、月組、雪組、星組、宙組)の中で
一番古いのが花組、というのは
周知のことですが
花組とはどんな組なのでしょうか。
歌劇団から公表されているわけではないので
あくまで想像でしかないのですが
まず、トップスターをたくさん輩出する組
そしてトップ娘役をたくさん輩出する組
であることは間違いないでしょう。
花組はスターへの登竜門だと言う方も
いらっしゃいますが
それも一理かもしれません。
スター候補生の割合が
他の組よりも多いのは
誰もが思うところなのではないでしょうか。
そして、瀬戸様のおっしゃる「花男」については
一番長い歴史の中で伝統となっていることが
他の組よりもたくさんある
例えば
宝塚の男役の象徴的なハット(帽子)さばき
であったり
スーツの身のこなしであったりという
いわゆる
先輩の背中を見て盗むといわれる
男役芸の伝統
また、男役ありきの宝塚歌劇の中で
最も娘役さんを大切にする組
ということもあるようです。
そして、ダンスの花組と言われるほど
ダンスのエキスパートが揃っており
花組名物の男役さんが舞台上に一列に並ぶ
ダンスシーンはずっと受け継がれており
いつの時代も圧巻です。
最後に
花組のトップスターというのは
宝塚の「顔」ということになりますので
トップスターさんの中でも
花組に就任される方は
特別なトップさんだと感じます。
また、花組の娘役さんについても
他の組に組替えしてトップ娘役に就任される方が
多いことから
まずは候補生を花組に配属し
宝塚の伝統を学び
他の組に組替えという流れになってるのでは
ないかと考えます。
瀬戸かずや様が誇りに思われる
「花組」には
別格の「伝統」や「教育」「ルール」「花組の誇り」が
あるということでしょう。
そして花組で長い間第一線の男役でいることが
どれほど大変なことかは
容易に想像できます。
瀬戸様の大羽背負うお姿を
早く観たいです。
こちらも読んでくだされば嬉しいです。
↓
|