宝塚歌劇正二番手と二番手ポジションの違い花組瀬戸かずや様について

2021年2月20日

花組瀬戸かずや様の退団が発表されましたね。
「男臭さ」を出せる貴重な男役さんです。
ファンの方は、毎日嘆き悲しんでおられると思います。
こればかりは仕方がないのです。
宝塚ファンの運命なのですから…（泣）
退団のその日まで応援いたしましょう。

今日は、瀬戸かずや様の現在のポジションについて
書いてみたいと思いました。

実は、たまたま瀬戸様のウィキペディアを読んでいて驚いたからです。

瀬戸様のウィキペディアはこちらです。

ここには「花組二番手」と書かれていました。
私の中では、瀬戸かずや様は二番手という認識が
ありませんでした。

明日海りお様が退団された花組では
柚香光様がトップに就任されて
現在、花組は二番手不在
というのが正しいのではないでしょうか。

確かに柚香光様、華優希様のお披露目公演
「はいからさんが通る」では
フィナーレナンバーが始まる前の二番手が
唄いながら銀橋を下手から上手に渡るお役は
瀬戸様でしたし
階段降りも二番手として
降りてこられました。

しかしながら
これは、いわゆる二番手ポジションに立つという
簡単に言いますと
正二番手が君臨されるまでの間に
二番手ではないけれど
二番手の役割をしている
ということになります。

花組で二番手に近い存在として
瀬戸かずや様、水美舞斗様が
おられますが

瀬戸様は退団発表されました。

退団されるということは
歌劇団より「正二番手にはできない」宣言を
受けたのだと思います。

正二番手になる人は将来のトップスターなので
二番手になれないイコールトップになれない
ということです。

多くの方が、もうわかっていらっしゃると思いますが
現在、花組二番手に一番近いのは
（近いうちに正二番手になられる予想）

永久輝せあ様ですね。
大きなスポンサーも付きました。

これから階段降りの順番が上がり
小さな羽を背負い、そのうちにトップさんと同じくらいの
大きな羽を背負われることでしょう。

私がずっと気にしているのは
柚香様と同期の水美舞斗様…
どのようなポジションとなられるのでしょう。

永久輝様の前に正二番手となれたら
組替えで他の組の二番手→トップスターへの道もあるのですが
花組でこのまま永久輝様が正二番手となれば
水美様は完全に路線からは外れます。

花組で長くいらして、宙組でトップになった大空ゆうひ様や
花組と雪組の組替えを何度か繰り返したのちに
雪組でトップになった壮一帆様のことなど考えますと
水美様にはまだチャンスがあるように思えます。
素敵なスターさんですし、きっときっと
ふさわしい道筋があると信じたいです。

宝塚歌劇の二番手について他にも記事を書いています。
よろしければ読んでみてください。

宝塚歌劇二番手は次期トップスター確約でなくてはならない