本日の記事には、ネタバレが入りますので
楽しみにしておられる方は
明日の千秋楽以降、是非ご来訪お待ちしております。
苦しくて苦しくて最後の最後まで
しんどい物語マノン
覚悟はしていましたが
心はどんよりでした。
次から次へと苦しみに向かう
愛月ひかる様のロドリゴに
もうやめてと、何度も心の中で
叫びました。
が、苦悶する愛月様素敵ですよね
眉間のシワにドキドキした私は
薄情者でしょうか… マノン初演の月組
瀬奈じゅん様、彩乃かなみ様トップコンビの
作品を観ていましたから
これを愛月ひかる様、有沙瞳様で
上演されると知ってからは
いろいろ置き換えて妄想していました。
このロドリゴというお役は
明るくサバサバしている瀬奈様より
もしかしたら愛月様の方が
合っているかもしれません。
狂気にも思える愛情や
嫉妬の闇、八方ふさがりの苦しみを
とても上手く表現されていて
もうロドリゴにしか見えませんでした。
フェルナンドの輝咲玲央様、お芝居が上手な
役者さんですね。
ミゲル 綺城ひか理様、スターオーラ満開で
そこにいるだけで心地よく、キラキラでした。
アルフォンゾ公爵 朝水りょう様
いや、普通に男性に見えましたから
素晴らしい男役さんです。
星組にも、こんなにたくさんの
素敵な男役さんがいることを
しっかり確認いたしました。
有沙瞳様
どんなお役でも何でもできる娘役さん
このマノンという作品は
彩乃かなみ様がご自身のサヨナラショーで
マドリードへという名曲を選ばれ
マノン=彩乃かなみ様をイメージする
長年の宝塚ファンは多く
役作りに悩まれたのではないかと想像しますが
見事なマノンでした。
美しいだけでなく、
マノンの育ち、汚れた部分を
違和感なく演じておられ
エンディングでは大粒の涙を
そして本気で泣いておられ
一緒に号泣いたしました 最期にあなたを愛していたと
ロドリゴに告げるマノンに
それ本当かな・・・
と多少の疑いまで持ってしまう
そこまでマノンになっていらっしゃいました。
立っているだけで、スターさんです。 宙組時代、子供のお役されていた時から 愛月様の鼻にかかった声が一番好きです。 これほどの恋愛作品の主演を 観ることができて幸せでした。 専科にいかれた時は どうなってしまうのだろうと 不安しかありませんでしたが もうトップになることは決定と思えますし 安心して観劇に集中できました。 愛月様、本当に本当に素敵な男役さんです。 大人で男くささすらにじみ出るのに なぜか母性本能くすぐられるのは あの甘いお声のせいなのか⁇ 苦しいエンディングの後の デュエダンで 笑顔を観ることができた瞬間に 私の涙腺は崩壊してしまい 苦悶する眉間のシワは素敵だけど やっぱり笑顔を観られると嬉しい! と思いました。 明日の千秋楽 どうか愛月様と星組組子のみなさまの 「マノン」が無事に 幕を閉じることができますように。 こちらも読んでくだされば嬉しいです。 ↓ |
愛月ひかる様