宝塚歌劇全般 宙組

宝塚歌劇 無言の定義 スポットライトが語るスターの位置付けと芹香斗亜様について

芹香斗亜様の長すぎる二番手期間を

とても不安に思っているファンは

多いのではないでしょうか。

 
 
このところの宝塚歌劇で起きているのは

二番手さん(二番手ポジションスター)の

退団です。

 
 
 
宝塚歌劇の二番手はトップスターになれる。

というのが

昔から私たちファンの中では当然のこととして、

歌劇団が打ち出した定義のように

捉えていますが

実際はどうなのでしょうか。

 
 
そのことについてを

少し紐解いていきたいと思います。

 
 
そもそも、スターシステムの定義はあるの?

 
 
宝塚歌劇団は、100年以上の歴史の中で

さまざまな形にスターシステムを

変化させてきました。

 
 
半世紀ほど前にベルサイユのばらを

上演したことで

空前の宝塚ブームが起きましたが

その当時のトップスターさんは

 
 
10年もトップを務めたり

同じ組に2人のトップスターが在籍したり

 
 
相手娘役さんが

固定ではなく

公演ごとに変わったり

システムはまだ確立されておらず

 
人気スターとなった二番手さんが

辞めることもありましたし

二番手が必ずしもトップになるとは

ファンも思っていなかったようです。

 
 
 
その後、2000年前後に、

宝塚歌劇団はなぜか突然

さまざまなシステム変更を行いました。

 
 
 
「トップスター」という名称を

「主演男役スター」と呼ぶことを公表。

(それからしばらくして、また

名称はトップスターに戻っています。)

 
 
「新専科」なるものが開設され

当時の5番手~2番手くらいのスターさんたちが

一気に10人前後そちらに移動されました。

(今では元の専科に戻っています。)

 
 
 
歌劇団の試行錯誤の時代が終わり

ある程度のスターシステムが

確率された現在も

 
 
 
二番手は必ずトップに就任するということ以前に

二番手、三番手を正式に発表したり

そのシステムを説明することは

ありませんでした。

 
 
 
二番手、三番手は暗黙の公表

 
 
 
宝塚歌劇には「スター会議」という

誰をスターにしていくか?

を決めていく会議がある

ということを

退団された元トップさんの

インタビュー記事で

読んだことがあります。

 
 
 
音楽学校を卒業し

初舞台を踏む時点で、

もっと言えば

おそらく、音楽学校時代に

すでにその会議で

スター街道を歩く生徒さんは

決められていると思われます。

 
 
スター会議は理事や有識者、

脚本家やプロデューサーなどが

出席し、毎年1.2回は行われるようです。

 
 
 
トップ候補生、いわゆる路線スターは

そのように目立たせて売り出すという

プロモーションをかけますが

 
 
人気やスポンサー、ご本人の容姿の変化など

さまざまな理由で

路線から外れていくケースは

多々あり

それについては、私たちファンにも

観劇などを通じて

はっきりと感じ取ることができます。

 
 
 
路線を歩いていた人が外れることがある一方で、

ほとんど注目されていなかった

生徒さんに人気が出れば

路線街道のレールに乗る

ということになります。

 
 
 
スター会議で決められたとおりには

いかないというのも

確かな現実で

 
 
トップ路線スターさんだった方が

三番手で辞める場合は

歌劇団の方から

「あなたは二番手にはなれない」

という通告を受ける場合があるようです。

 
 
 
これらのことは

宝塚歌劇から正式に何か発表されたことも

説明があったことも過去にありません。

 
 
全ては、暗黙の中で

生徒さんにも知らされず

行われるようです。

 
※元タカラジェンヌさん談より

 
 
贔屓はトップになれる?ファンが確認・予測できること

 
 
いつの頃からか

スターシステムが固まり

 
現在、舞台以外では

例えば、出版物「歌劇」や「GRAPH」の

表紙等への掲載

カレンダーへの登場などで

一定のスター定義を

紐解きながら

贔屓の位置づけをファンは確認できますし

予想もできます。

 
 
舞台では、

多くの場面、シチュエーションで

生徒さんの位置づけを

知ることができます。

 
 
フィナーレの階段降りの順番や

羽根については

多くのファンの知るところですが

 
 
 
銀橋渡りについて(主にショーで)は

基本スター候補生しか

渡れないように感じますし

銀橋の途中で折り返すのか?

下手から上手へ、上手から下手へ

渡りきるのか?

 
唄いながら数名で渡るのか?

1人で渡るのか?

 
銀橋一つとっても

それぞれのスターさんの位置づけを

読み解くことができます。

 
 
特に、スポットライトが

どのように当たるのかについては

その生徒さんの現在と今後が

如実に表されています。

 
 
宝塚歌劇の舞台では、ほとんどの場面で

下級生たちにはスポットどころか

照明も当たりません。

 
 
その照明の明るさについても

ほぼ真っ暗な中で唄い踊る下級生時代から

 
少し明るい場所にいることができるようになり

何人かでスポットライトの中に

入れるようになり

1人でスポットを浴びることが

できるようになる頃には5.6番手に。

 
 
そのスポットライトも

明るさや光の量により番手や位置づけをはっきりと

表しています。

 
 
トップスターさんが一番明るく

たくさんの光を受けられる

そして、舞台去り際に

最後まで照明を残してもらえるのも

スターである証

 
 
先日観た花組のショーでは

フィナーレ黒燕尾の場面で

まずトップの柚香様にスポットが当たり

その次に

なんと

水美舞斗様、永久輝せあ様お二人に

スポットが…

 
しかも同時に二人がスポットの中に入る

という衝撃的なライティングを

観てしまい

 
現在の、水美様と永久輝様が

同率三番手であることがわかりました。。。

 
 
 
このように、宝塚歌劇団は今後の方針と、

スターの位置づけを

いろんなものを使い無言で

定義を公表しています。

 
私たちファンは、それを読み解き

自分の贔屓のポジションを

判断するしかないのです。

 
 
芹香斗亜様はトップになるのか?

 
 
現在、二番手羽根を背負っている

二番手さんは

宙組 芹香斗亜様

雪組 朝美絢様

このお二人です。

 
 
私は、このお二人は

必ずトップになられると思っています。

 
 
芹香様は、二番手をもう7年もされている

真風様のトップが長くなれば

その分二番手時代が

もっと長くなるけれど

 
 
過去には、大空ゆうひ様など

二番手時代が長く

トップまでの道のりが

本当に険しかったスターさんが

何人もいらっしゃいますが

 
 
歌劇団側の無言の公表により

きっちりと二番手となられている場合は

トップになっていらっしゃるからです。

(過去に例外は彩吹真央様など2.3名

いらっしゃいましたが)

 
 
おそらくこのまま宙組で

真風様の後を引き継がれると

思っています。

 
芹香様には、何一つ

それを疑問視する点がないのですから

 
 
結論として、正二番手はトップスターになれるのだと思う

 
 
正二番手と二番手ポジションのスターさんは

全く違う意味を持ちます。

私は、大羽根を背負う二番手スターさんは

必ずトップスターになると。

 
昨今、いろんなことがありましたが

(二番手ポジションの方の退団)

結局、よく考えてみますと

歌劇団様は常に一貫しているように

思えます。

 
 
 
だから、結論として芹香様は

トップスターになる方なのです。

 
今の状況はファンにとっては不安。。

不安です。

 
でも、大羽根背負い

正二番手の芹香様は

トップになる方です!

 
そう信じて

応援してまいりましょう。

 

 

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