宝塚ファンの最高で最大の醍醐味は
下級生の頃から応援してきた贔屓が
トップスターとなること
なのではないでしょか。
愛したスターさんが
トップスターとなった初日舞台で
大階段から大羽付けて
降りてくる
大階段の真ん中で
トップとして唄う姿は
まさに感無量
この姿に涙するファンは多いです。
この日のために
贔屓を応援してきたのだと。
宝塚歌劇は、毎年40名前後の生徒さんが
初舞台を踏みますが
トップとなれるのは100人に1人
と言われていますので
大好きな人がトップスターになるという
幸運を経験できるのは貴重で
これ以上の喜びはないのです。
さて、この度
彩風咲奈様がトップスターに就任され
新生雪組がスタートいたしました。
彩風様、そしてファンのみなさま
おめでとうございます
さて、この度
彩風咲奈様がトップスターに就任され
新生雪組がスタートいたしました。
彩風様、そしてファンのみなさま
彩風様とて、一気にトップスターに
なられたわけではなく
初舞台から新人公演時代を経て
三番手時代、正二番手となられ
トップスターになられました。
誰かのファンというのは、
贔屓はきっとスターになってくださる方
だと思ってはいても
その公演の時々で
年配のお役をやられたりすれば
んん⁇
となったり
組替えでスターさんが来れば
どちらが上に行く⁇
とハラハラドキドキ
毎公演、階段降りの順序はどうなった？
（宝塚はフィナーレの大階段の降りる順序に
現在の位置づけや将来的な展開の予想ができます）
などど、
例え三番手になったとしても
心配は尽きないもの
また、今回の彩風様の就任に際しては、
雪組をずっと観てきた方は
雪組生まれ雪組育ちという
宝塚の中では少し珍しい経歴の
（トップなる方の多くは、組替え経験者のため）
彩風様のことは
例え他に贔屓がいたとしても
とても他人とは思えず
小さい頃から知っている近所の子どもが
眩しいくらいに立派で
素敵な大人になり出世した！
かのように感じ
それはそれで嬉しい想いで
彩風様のトップ姿を
見守っていらっしゃるのでは
ないでしょうか。
それこそが宝塚歌劇の世界観であり
100年余り人気衰えることなく
続くゆえんなのだと思います。
長い宝塚ファン歴の方には
恋焦がれ、寝ても覚めても
贔屓のことばかり
というスターさんが退団してしまい
もう宝塚を観ることはないだろう
燃え尽きたからしばらく離れる
などど思う瞬間はあります。
私自身、そのような想いを
何度も経験してきましたが、
結局は、観れば知る顔ぶれの
タカラジェンヌさんがいて
その方の成長ぶりに感動したり
また違うスターさんが
気になったり
そうして、一度宝塚を好きになったファンは
なかなか離れることなく
この世界観を愛し観続けます。
世界で唯一の世界
他にないのですから
ここしかないのですから
大好きなスターさんが
トップスターとなり
大羽を背負う姿を見せていただけるのは奇跡
ここまで昇りつめてもらえたら本望！
それは間違いないのですが
今度は、退団発表の恐怖に怯えます。(笑)
贔屓の退団は
考えたくないほどの恐怖
トップスターになられた時から
スターさんは自身の退団時期を考える
とおっしゃいます。
ファンも同じです。
心は共にあるのですから、はい。
ですが
彩風咲奈ファンのみなさま
今だけは、心配せず
ただ喜び楽しみたいですね
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